
放射線業務の不安を軽減するとは?
■実は日本人の多くが、原子力や放射線を知らない
日本は地震大国です。地震がある度に「〇〇原子力発電所は冷温停止中につき、放射線の漏れや異常は確認されていない」とのニュースを聞きますが、皆さんはどのような印象を持たれたでしょうか?
また、福島第一原子力発電所のようにメルトダウンするかもしれないと思う方も多いと思います。実は多くの原子力発電所が10年以上前に停止しているので、福島のような事故になることは100%ありません。運転していても外部から電力が供給されて原子炉が冷やされていれば、事故になることはありません。
大学や民間の調査で、一般の人が1年間に放射線を受ける限度を知る方が2割くらい、自然界の放射線がある事を知る方が3割、病院で放射線業務に就く看護師さんで放射線防護法を知る方が4割の結果が出ています。
一般の人が知らないのは当然ですが、放射線業務に就く看護師さんも良く知らなかったり、科学的根拠がない情報が信じられていたりするのも、原子力や放射線だったりします。
2023年に福島第一原発から排水された処理水は、避難している隣国(中国や韓国)も排水しており、隣国より日本の方が7~8倍くらい処理しております。
フランスの原子力施設から日本の500倍の処理水が排水されています。
■初めて放射線業務に就く人も放射線の知識を得る事で不安を軽減できる
弊社は初めて放射線業務に就く人を教える機会が多いです。家族の反対があったり、放射線に対する科学的根拠のない情報を得ていたり、自身が放射線アレルギーを持っていたりと様々です。
科学的根拠に基づく知識や現場での知恵を得ると急激に放射線に対する恐れがなくなってきます。アンケートから「不安がなくなった」や「家族に安心して話せます」等、建設的な言葉を多くいただけます。
長年の放射線の安全衛生教育、企業の社員への放射線業務のレクチャー研修、社員の父母懇談会で、放射線業務の講和を受けていただいた方からも同様の意見をいただきますので、「初めて放射線を知る方に科学的根拠に基づいた知識や情報を伝える事が、放射線に対する不安を軽減できる」と実感しております。

放射線業務就労の不安を軽減するセミナー

また、企業から通常の放射線業務教育訓練や特別教育に「社員の放射線業務への不安を軽減」の内容をプラスした講義のご要望がありますが、必要な場合は申し出て下さい。
弊社の原子力を教える講師は、日本原子力研究開発機構など専門機関で講師経験がある者しかおりません。
講師の中にはカウンセラー資格を持ちメンタルヘルスマネジメントに長けた者や大学の教授で医師資格を持った者もおりますので、御社のご要望に応じて適任の講師を派遣できます。
メールや電話だけでなく、ZOOMでの打合せも可能ですので、ご相談下さい。
〇放射線業務に就く人の不安を軽減するセミナー
①新入社員の放射線業務の不安軽減セミナー
②原子力・除染業務参入時の従業員の不安軽減セミナー
③新入社員父母懇談会の放射線業務の不安軽減セミナー
④看護師の放射線に関する知識向上と不安軽減セミナー
〇出張講習会・セミナーに関して
①講和型式(人数は何人でも可)
②時 間 2時間~
③費 用 10万円(2時間)~
※講師や時間数で費用がかわります。
④その他 出張旅費がかかります。
◎内容を聞きたい方はお電話かメールでご連絡下さい